FXで勝つためにはダウ理論を理解しよう

FXではチャート分析を欠かすことができませんが、数多くある指標や考え方の中でも、最も使われていて重要となっているのがダウ理論になります。ダウ理論には6つの基本的な法則がありますが、その中でもFXで重要となっていることが「平均は全ての事象を織り込む」「主要トレンドは3段階から構成される」「トレンドは明確なトレンド反転シグナルが発生するまでは継続する」になります。まず初めの「平均は全ての事象を織り込む」とは為替相場は世界中で起きている様々なファンダメンタルを市場の価格に折り込んでいるため、膨大な情報収集をしなくてもチャート上にすべて織り込まれているという事です。次に「主要トレンドは3段階から構成される」とは、初めにトレンド形成がされる初期の段階で機関投資家などのビッグプレイヤーがポジションの仕込みをする段階になります。

そしてトレンドがある程度形成されて個人投資家たちが参入してくる中期トレンド、最後にビッグプレイヤーが提示舞をするトレンド後期の3段階となります。「トレンドは明確なトレンド反転シグナルが発生するまでは継続する」というのは、ダウ理論ではトレンドは継続するという前提で考えられていますので、トレンド相場は押し目や戻りと繰り返しながらも明確なトレンド転換のシグナルが発生するまでは継続すると考えます。そして明確はトレンド転換のシグナルとは上昇トレンドの場合には直近高値を超えた起点の安値を下にブレイクすること、そしてその後上昇するも、その上昇が高値を超えることなく下落して、子の上昇の起点となった安値をブレイクした時点で上昇トレンドが終了して下降トレンドになったと考えます。このダウ理論を基にしてトレードのシナリオを作ることがFXで勝ち続ける為には必要不可欠となりますので、しっかりと理解しておきましょう。